M5レフィルの楽しみ方について

元々ぼくはシステム手帳を使うのがとても苦手でした。
大学時代、ルーズリーフというものが登場し、校内でも大流行して、ぼくもそういう流行ものには敏感だったので、何度か使おうと試みました。
ルーズリーフさえあれば、ノートをいちいち全教科分持ち歩く必要もないし、ぺージの差し替えも可能だし、プリント類もクリアポケットなどに入れれば良いので、スマートに使えるのではないか、と思って使い始めたのですが、元来面倒くさがりで、大雑把な性格のぼくは使っているうちに、だんだんとページがごちゃごちゃになって、収拾がつかなくなり、最終的には「一体どういう時系列で頁が並んでいるのよ!」とキーキーと過去の自分を呪うことになるのが常でした。
そういう人間なので、大人になってからシステム手帳を使い始めてからも似たような感じで、持て余すことが多くなり、いつの間にか使わなくなっていったのでした。
そんなぼくがシステム手帳に再度挑戦しようと思うようになったきっかけというのがM5でした。
M5だったら小さいので、1ページに書く量も少なくなるし、ごちゃごちゃになるということもないと思い始めたのでした。
そして、だんだんとM5にハマることになったのです。
M5の最大の特徴はまずはそのサイズ感。
システム手帳の中でも一番小さなサイズなので、邪魔にならないのです。さらに、一ページに書ける量も少ないので、そのページに情報をコンパクトにまとめられるのがぼくにはちょうど良かったのです。

しばしば、M5ってどうやって使っていますか?と尋ねられるのですが、ぼくはいつも、好きをコレクションする時に便利と答えています。
小さいサイズですし、書くことも限られてくるので、1ページに1項目という感じで「好き」をとどめておくのです。
その日に感銘した言葉でも良いし、その日に起きた良かったことをちょこっと書き留めておくこともできます。また、イラストが描ける人はイラストで表現するのも良いでしょう。
あるいは最近はやりの小さなモバイルフォトプリンターで撮ったシール式の写真を貼るというのもひとつの方法です。
そんな風にして、自分の「好き」を蓄積するのにM5サイズはぴったりなのです。

そんな自分の「好き」を蓄積するために、このおしゃれな「青色夏休暇」を使ってもらえると嬉しいなと思っています。ぼくもこの夏はいろんな好きをここに集めて行って、またこちらのブログでご紹介できたらと思っております。