KEN'S NIGHT夏におすすめの組み合わせ その3

2020年の春頃からCOVIDが世界的に蔓延し、海外旅行はもとより、国内旅行ですらままならない日々が始まりました。2022年に入り、やっと少しずつ内外とのやり取りが始まったものの、まだまだ以前のように自由に行き来をすることはできません。

ぼくはそんなに頻繁に海外旅行に行くタイプではないのですが、自由に行き来できる状態だけど、様々な条件が重なり、行きたくても行けないというのと、自由な行き来すらできない状態で行けないというのでは心持ちが全然違うような気がします。条件さえそろえば行こうと思えば行けるというのは今となっては夢のまた夢なんじゃないかとすら思えてきてしまいます。

そんな状況下で、何とかして面白いデザインをKEN'S NIGHTで出したいと考えていて、思いついたのが、今までKEN'S NIGHTのメモ帳などでモチーフにしていた摩天楼を一度飛び出してみてはどうか?ということでした。

そして、それを思いついたのが夏。
だったら、いっそのこと、都会を飛び出してリゾート地に行ってしまおうではないか!と思って、夏休暇シリーズが生まれたというわけなのです。

夏季休暇シリーズは全3種類となります。こちらの「青色夏休暇」のモチーフは海辺のリゾートホテルです。
ここに描かれているのは海辺に佇むリゾートホテルなのですが、ぼくの大好きな物をすべて詰め込んでいます。

まずは、灯台。ぼくは灯台の形が大好きで、昔から灯台の置物を集めています。なので、せっかくだからそんな灯台を入れて欲しいと思ったのです。
そして、もう一つの大切なアイテムが観覧車。海辺のリゾート地にある観覧車なんて、ちょっとロマンティックじゃないですか?なので、この二つは絶対に入れて欲しいとデザイナーの友人にお願いをして作ってもらいました。
ちなみに、ヤシの木と月と飛行機は3つのアイテムに共通で入れてもらいました。
飛行機は摩天楼を飛び出してきた飛行機をイメージしているのですが、いつでも摩天楼に帰れるという象徴的な存在として入れてみました。
そして、摩天楼シリーズでも輝いている月もマスト条件。
こうして摩天楼シリーズと休暇シリーズに繋がりを持たせたのです。

そして、もう一つ大切なアイテムが、メモ帳の表紙やロゴの横にあるアイコンです。
ここもいろいろと考えて、それぞれにそれぞれのモチーフにぴったりのアイコンが入っています。
この夏色摩天楼に入れたのが旅行鞄です。
表紙の帯と同じ赤色がポイントになっている可愛らしいトランクケースをアイコンにしました。これだけでもぐっと旅行気分が盛り上がると思いませんか?

さて、そんな青色夏休暇にぴったりのインクはなんだろう?と思って今回チョイスしたのがKEN'S NIGHTの2ndアルバムのオープニングを飾る「Misty」です。

良く同じくブルーにラメの入った「Stardust」とどう違うのですか?ときかれるのですが、こうして並べてみるとその違いが一目瞭然だと思います。
Mistyの方がほんのり明るめです。湿度のある感じもしてそこがMistyっぽいとぼくは思っています。

▲Misty

▲Stardust

ラメインクに関しては何度も言いますが、万年筆で使う時は自己責任でお願いします。
ぼくの場合は、あまり限定インクや分解できない万年筆(セーラー万年筆のレアロシリーズやペリカンなど)や高級万年筆(モンブランアウロラなど)には入れないようにしています。

kensnight.com

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